最終更新日: 2001年10月13日 土曜日 3:27 pm
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居酒屋放浪記
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自衛官は身体が資本!だから、食事はボリュームがあるし、しっかりたべるんだ。僕の記憶が正しければ、一日の摂取カロリーは、3,800カロリーだったように思う。これって多いでしょ?とにかく、沢山たべましたよ・・・・。でもなぜか太らないのは、それだけ運動するからですね。これも恐ろしい話です。ハイ。この自衛隊の学校は4年制ですが、唯一、学年が違っても平等に楽しめるのは食事だけです(笑)

でもさー、2,000人が入る食堂なんて普通ないよね。体育館というか工場というか・・・・でも食事は美味しかったなー。唯一の楽しみだからねー。

<朝食>
朝起きて、点呼して、食事する。朝からしっかり食べます。基本的に、「僕はパス!」は許されない。2,000人が入る食堂にほぼ同じ時間帯にぞろぞろ学生があつまります。でも良く見ると、ポットを持った学生が4人に一人ぐらいいます。そうそう、それは一年生です。学生舎と呼ばれる寮の各部屋に一つづつポットがあり、それにお湯を入れるのは当然一年生の仕事です。

トースト、ロールパン、ご飯などが主食でおかずは、ごく普通のもの。そうそう、牛乳も出たな。それを食べる時間は学年によって違って、4年生15分ぐらい、3年生・2年生が10分ぐらい、一年生は5分ぐらいで食べないと日課をこなせないんです。そう、一年生は朝の掃除をするのでその分、朝の時間が少ない。だから食事時間も少ない・・・自分の貴重な時間を確保するには、食事時間を節約するしかない・・・

清掃当番(もちろん一年生)がいて、食事時間が終了するとテーブルを雑巾で拭くんだけど、最初にその拭き方が特訓される。テーブルに散らかった食べ物をテーブルか落とさずにジグザグ拭く・・・・早く、正確に。数十メートルの机を一枚の雑巾で効率良く拭くんだ。

<昼食>
昼は一斉喫食と言って、全員で一緒に食べる。約2,000人の学生が「いただきます」の合図で同時に食べ始める。そして、「分かれ!」の合図で食事終了。通常は20分ぐらいかな?早い人は5分で食事が終わるので、「分かれ」の合図まで、ずっと待っていなければならない。合図があると、2,000人が一斉に席を立つので出入り口がラッシュとなる。

月に一度「その月の誕生日の人」を祝う昼食があって、そのときはちょっと贅沢なメニューになる。大きなエビフライとか・・・・いい大人が、エビフライを楽しみになるんだなー(笑)朝・昼・晩の3食のうち、もっともコストがかかっているのがこの昼食。デザートも付く。

<夕食>
そう、この夕食が忙しい・・・前にお風呂の時間が少ない話はしたよね?
学生は全員が体育会系のクラブに入る義務があって、各クラブは練習時間の長さも競い合っているので厳しいクラブはぎりぎりまで練習している。その結果、風呂と食事の時間が短くなるんだ。

僕はクラブの中でも1、2を争う厳しいクラブ「空手部」だったから、最も遅い時間に風呂場につく。確かにすいている。ここで時間を見ると、夕食後の点呼まで残り10分。そうです、10分で「風呂」「夕食」を済ませて学生舎に戻らないといけない。風呂3分、食事5分、移動2分・・・・ははは。

ここのご飯の容器は面白い。金属製の容器に金属製の蓋がついていて、キャスターつきのワゴンになん十個も並べてそのまま釜で炊き上げる。言わば釜飯みたいに一人一人がお米から炊き上がるんだ。これなら、一人一人が簡単にピックアップできるでしょ。でも、この金属製の容器が熱くて手でもてない・・・・でもね、人間は環境にすぐ慣れる。1ヶ月もすると、手のひらの皮が厚くなって、容器が簡単にもてるようになるんです(笑)

3分で食事するって、大変です。本当に食べ物を身体に押し込む感じ。食べやすいものから食べるけどね、最後はご飯に水をかけて一気に食べる。アジのフライか?サンマのフライか?味なんてわかりません。慣れるとこれが普通にできるようになるけど、月に一度ぐらい、「こんなんでいいの?」って思う・・・・でも、考えても無駄。これしかないから・・・

時間に追われる毎日・・・・えーん、こんな学校にくるんじゃなかった。
「食事ぐらいゆっくりさせてよ・・・」

次回につづく・・・・       by 元気くん

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